名古屋三越栄店の地下1階で購入できる「琥珀糖」の情報をまとめてみました。どちらも名古屋の和菓子店(一部、江南市)ですので、お土産に最適です。
「琥珀糖」とは、寒天と砂糖を煮詰めて固めた、干菓子(半生菓子)のことです。シャリっとした歯触りで、中は寒天のプルプルした食感が楽しい和菓子。この氷のような見た目、食感から、夏季限定でつくるお店も多いです。
伯母も私も、琥珀糖が大好きで、見かけると買って帰ります。夏場は食べる分だけ冷蔵庫でちょっと冷やしても美味しいですよ♪
自分でつくることもできるので、今度、挑戦したらレシピなどを紹介したいと思います。昨年から、ちょっとしたブームになっているようです、知らなかった!笑
- 住所: 〒460-8669 名古屋市中区栄3-5-1
- 電話番号: 052-252-1111
- 営業時間: 10時~19時半
- 定休日: 不定休 ※近々は、8月23日(火)・30日(火)
- アクセス: 市営地下鉄東山線・名城線「栄」駅より地下街で連絡
名鉄瀬戸線「栄町」駅より地下街で連絡 - http://nagoya.mitsukoshi.co.jp/
菓匠 花桔梗
左)寒氷(1,080円) 右)シャンパン寒氷(1,296円)
本店は名古屋市瑞穂区で、美濃忠四代目当主の息子さんが、美濃忠とは趣向を変えて、桔梗屋から受け継ぐ和菓子を広める場として2006年8月にオープン。目上の方への手土産として人気があります。羽二重餅に季節のフルーツが入った餅(いちご、桃、マスカット、甘夏、栗など)が美味しくて、よく購入します。
※JR名古屋タカシマヤにも店舗あり
寒氷(1,080円)
寒天を溶かし固め、特殊な乾燥技術で干し固めた見た目にも愛らしい伝統の干菓子です。
妙香園さんで夏限定商品として、2016年6月1日~8月15日の間、お茶とセットでお取り寄せできたようです。来年にも期待!?
- 日持ち:30日
- 販売時期:通年
【食べた感想】
色はカラフルですが、味に違いはないように感じます。外側のシャリシャリ感と、中のプルプル感が美味しいです。
シャンパン寒氷(1,296円)
寒氷にシャンパン(モエ・シャンドン)をたっぷり煉りこみました。
- 日持ち:30日
- 販売時期:通年
【食べた感想】
色は白だけと単調ではありますが、シャンパンの風味もあって、とっても美味しい琥珀糖です。味だけで言えば、これが1番美味しいと感じます。さすがです!
両口屋是清
本店(本町店)は中区丸の内にあります。寛永11年(西暦1634年)創業、尾張藩の御菓子御用を勤めた和菓子屋。千なり(どら焼き)をはじめ、生菓子はもちろん、数々の和菓子は慶弔を問わず、名古屋人の暮らしの中にいつもあります。デパ地下や、路面店などもあちこちにあり、お土産を買うのに利用しやすいです。
※JR名古屋タカシマヤ、名鉄百貨店にも店舗あり
http://www.ryoguchiya-korekiyo.co.jp/
石絵石垣文 室の氷(1,782円)
昔、自然の氷を山かげに穴を掘って貯蔵し、盛夏にこれを用いたところからその名があります。錦玉で彩られた五種類の味が楽しめる夏の限定商品。30個入り、日持ちは、10月2日までありました。
- 紅・・・梅肉(6個)
- 黄・・・生姜(6個)
- 青・・・ミント(6個)
- 緑・・・柚子(6個)
- 白・・・氷砂糖(6個)
【食べた感想】
個数、大きさなど食べごたえがあるのですが、個人的に苦手な柚子が入ってるのと、値段的に、自分用には気軽に買えない商品です。味が和風なので、年配の方にはいいかも。^^
美濃忠
本店は中区丸の内にあります。尾張藩御用の菓子屋を勤めた桔梗屋の流れをくみ、安政元年(1854年)に暖簾分けされ創業した和菓子店。初かつを、上り羊羹など、年配の方に根強い人気があります。デパ地下で購入するのが便利です。
※JR名古屋タカシマヤ、名鉄百貨店にも店舗あり
ふるーつ錦玉 六華 なつ(648円)
しゃりり、しゃりり・・・季節を飾るフルーツを雪の結晶の様な干琥珀に閉じ込めました。いろどり豊かな小さく可愛いお菓子です。広がる果実の風味をお楽しみくださいませ。18個入り、日持ちは、9月2日までありました。はる、なつ、あき(ふゆはない?)と季節により味が変化するようです。
- 黄・・・南高梅(4個)
- 白・・・檸檬(5個)
- 緑・・・青林檎(4個)
- 橙・・・マンゴー(5個)
【食べた感想】
嫌いな青林檎が入っていましたが、そんなに嫌な味ではありませんでした。特にマンゴーがフルーティーで美味しく、色、形、値段からも、若い人へのお土産にいいと思います。また、違う季節(味)のものを購入したら紹介します。
大口屋
江南市が本店のお店で、文政元年(1818年)の創業。麩饅頭の「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」が有名。名古屋三越栄店では常設なので他の和菓子、干菓子も売っています。他のデパ地下では、「餡麩三喜羅」が限定で売り出されるのみです。
琥珀糖(324円)
表面のシャリシャリとした歯触りと、内側のぷるぷると柔らかな食感が楽しい、宝石のようなお菓子です。4種類の味をお楽しみください。1粒目は、常温で・・・2粒目は、食べる前に少し冷蔵庫で冷やして・・・3粒目は、ひと晩冷凍して・・・あとは、お好みの召し上がり方でどうぞ。17個入り、日持ちは、9月13日までありました。通年商品だと思いますが、取扱い数が少ないです。
- 赤(4個)
- 青(5個)
- 黄(4個)
- 白(4個)
【食べた感想】
ブランデー、梅酒、ホワイトリキュールの優しい風味と、壊れそうな柔らかさで、個人的に1番好きな琥珀糖です。器が手の平に隠れてしまいそうなほど小さいですが、1人で平らげても罪悪感がなくていい。笑
全国の銘菓 菓遊庵
同じ食品フロア、全国の銘菓をあつかう「菓遊庵」にも、今月の和菓子2016年8月1日(月)~31日(水)として、琥珀糖の取り扱いがありましたので参考までに。
京都<俵屋吉富>
柿琥珀(かきこはく)80g 972円
愛媛県産の完熟柿のピューレを使った美しい彩りと透明感が涼しげな「柿琥珀」。外はしゃりっと、中はしっとりした食感の干琥珀を、秋の味覚、柿の風味で仕上げました。晩夏のひととき、目で舌で、秋の気配を感じてください。
島根<福田屋>
出雲柚子(いずもゆず)6個入 864円
ひとくちいただくと、柚子のいい香りが広がる柚子寒天を砂糖でコーティング。サックリ、ぷるんとした涼しげな食感に秋の香りを閉じ込めました。1913年の創業以来、地元産の味覚を大切にした菓子づくりを続ける<福田屋>の季節のお菓子です。
※琥珀糖の分類ではないかも知れませんが、似たお菓子のようです。